結婚式に贈る記念品

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結婚披露宴のクライマックスは、花嫁の両親への手紙、そして記念品の贈呈です。
両親への感謝を込めて贈られるプレゼントを渡された新婦の両親
そして親族の脳裏に、花嫁の幼少時代の思い出が蘇る感動の瞬間です。
人生の門出を祝福された新郎新婦は、どのような記念品が渡されているのでしょうか。
ここでは、結婚式の記念品についてお話します。

●記念品は値段より気持ち

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結婚式場でもオプションとして工夫を凝らした記念品が用意されています。
子供の頃の写真を使った時計、花嫁の生まれた時の体重と同じ重さのテディベア、
また、カップルが選ぶ贈り物として、
ご両親が夫婦二人の時間を楽しめるように旅行券、名前入りのワイングラスなどが記念品として人気が高いようです。

それでは、結婚式でお金がかかる中、記念品の予算はいくら用意しているのでしょうか?
相場を知りたいという人もいるかもしれません。

あるアンケート調査によると、「1万円以内」と答えた人が最も多かったそうです。

市販の物ではなく、自分たちで手作りしている人も多いようです。
子供の頃からの写真を集めたアルバム、両親の似顔絵、自作のポエムやイラストを製本した絵本など、
皆さん、自分らしいスタイルで感謝の気持ちを伝えているようです。

「値段より気持ち」というのが皆さんの意見のようです。

●結婚式の記念品にタブーとされているものは?

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贈り物文化のある日本では、昔から贈ってはいけないとされる物があります。

理由の多くがその名称から「縁起が悪い」といわれるもので、特に根拠はないのですが、
多くの人が知っていることですから、タブーとされている物は贈らないのがマナーです。

◎割れる物、切れる物

昔から割れる物、切れる物は、縁が切れる、物事がうまく行かずに壊れるといって、結婚式の贈り物としては避けられています。
割れる物には、食器、鏡、陶器、ガラスなど、切れる物には、ナイフ、包丁などがあります。

もらう相手が気にしなければ構いませんが、記念品として贈る物ですから、手を切ってしまったり、ふとしたことで割れたりしない安全で長く大切にしてもらえる物を選びたいですね。

◎日本茶

弔事に使わることが多いので、結婚式のお祝いには不向きとされています。

しかし、一方では茶の木の植え替えが難しいことから、嫁いだ家にしっかり根付くようにといって、好まれる地域もあります。
縁起ものは、地方によって違うこともありますから、よく確認しましょう。

◎櫛

櫛は、「苦」「死」と言われ、昔から縁起が悪いとされています。

◎ハンカチ

ハンカチは、「お別れ」の意味があり、贈り物にはふさわしくないとされています。ヒット曲『木綿のハンカチーフ』でも、お別れにハンカチを贈ってと歌われていましたね。

●定番のウエイトドールとは?

新婦から両親へのプレゼントとして、ウエイトドールはもう定番になりましたね。

新婦が生まれた時と同じ重さのテディベアを受け取って、両親が初めて我が子を抱いた時のことを思い出すのは、
結婚式の感動のワンシーンです。

きれいな衣装の花嫁がテデイを渡すのは、シャッターチャンスにもなりますし、
部屋に飾っておけば結婚式のことをいつでも思い出せます。

筆者もウエイトドールを渡す場面は何度か見ていますし、記念品としておすすめ致します。

出典:http://www.bear-cafe.com/detail182.html

●増えていく写真をまとめるデジタルフォトフレーム 結婚式,記念品,デジタルフォトフレーム

お気に入りの写真を数枚、枠に入れられるフォトフレームに代わって、
デジカメで撮った画像をそのまま贈れるデジタルフォトフレームが人気です。

結婚式が終われば新婚旅行、孫の誕生など、写真はどんどん増えていきます。
育ててくれた両親に感謝の気持ちを込めて、
そして、これから始まる新生活を楽しみにして欲しいという思いで贈る方が多いようです。

出典:http://www.green-house.co.jp/campaign/products_special/digitalphotoframe/

 

●まとめ

いかがでしょうか? カジュアルなプレゼントと違い、一家の公式な行事である結婚式の贈り物には、マナーも必要なようです。
結婚式の記念品は、両親への感謝を贈るもの。「値段より気持ち」と答えた人が多くて嬉しく思いました。